5年生__

歩幅をそろえて 目線を合わせて ~避難訓練のお手伝い~

園児とつながる



稲田保育園の津波想定避難訓練に、5年生が助っ人として参加しま
した。
避難先の稲田小の屋上までは4階以上の道のり。園児にとっては階段一段の高さも普段と違って一苦労です。

そこで5年生に避難のお助けの声がかかりました。



園児とつながるのを児童は楽しみにしていました。
「園児に優しくするって、具体的にどうするの?」
「会話した方がいい」
「表情が大切」
園児の気持ちを想定して、寄り添う意見が光ります。

また、しっかりと避難ができたら、ご褒美として折り紙のプレゼントはどうかと児童からの発案。
いいね!とみんなで早速作成。折り紙を折ったり、イラストを描いたりする児童はなんだか楽しそうでした。



当日、屋上への避難を無事に終え、屋上から園に帰るまで手をつないでしっかりと役目を果たしました。

「今日、稲田保育園の子たちと避難訓練をしました。最初は自分も保育園の子もきんちょうしていたけれど、いっしょに手をつないで避難しているうちに少しずつ保育園の子たちと仲良くなって、避難訓練をしたことで保育園の子たちとつながったと思います。保育園の子に声をかけてあげたので少しは安心したかなと思います。保育園の子たちは、最後に折り紙をもらって笑顔でうれしそうでした。私は、最後まで保育園の子たちが安心して帰れるような声掛けをがんばりました。」


2023年10月16日